1998年・鈴鹿「スプライト」8時間耐久ロードレース

今年も鈴鹿8時間耐久ロードレースが開催されました。これはその時のレースレポートと言うよりは道中記のようなものです。

s2-w250.jpg7 月のある日、急に知人のみけさん(michel)からレースを見に行かないかとのお誘いを受けました。生でレースを見たことのない私は即OKしたのです が、何のレースか尋ねたところなんと鈴鹿8時間耐久レースとのことでした!私は急遽月曜日の仕事をキャンセルして出掛けることにしました。レース終了が日 曜日の夜なので、月曜日は仕事はお休みです。これで未使用の代休もあとひとつになりました(ちなみに有給は38日もある・・・)。鈴鹿は初めて行くので土 地勘がなく、ネットサーフィンで情報を仕入れて友人とルートを相談しました。その結果、名古屋まで車で行って、渋滞を避ける為そこから電車で鈴鹿へ行くこ とにしました。宿泊については一応キャンプ用品を積み込み、最悪でも車中泊ができる用意だけはしておきましたが、幸い名古屋では安いビジネスホテルを確保 することができ宿泊については何の心配もなく過ごすことができました。ちなみに泊まったのは名古屋パレスホテルというところで、外観はともかく中身は料金 以上の内容だと思います。次回も利用してしまいそうな感じです(外観についてはボロイのではなくその逆なのですが、名古屋らしい感じは東京在住の私には ちょっとなじみずらいものでした・・・(-.-))。名古屋からサーキットまでの交通は行きは朝早くに出発するので何に乗っても空いていると確信して一般 的な近鉄線で白子駅に行き、そこからシャトルバスでサーキットへ、帰りは渋滞にまきこまれるシャトルバスを敬遠して歩いてサーキットの近くの伊勢鉄道・鈴 鹿サーキット稲生駅に行って快速に乗って帰ることにしました。(写真はポールショットです)

s1-w250.jpg 土曜日の午後2時過ぎに横浜で知人のみけさんをパチンコ大魔人でピックアップして、一路名古屋へ。高速を順調に走行して夜の7時ぐらいに名古屋に到着。混 雑する市街地を走り、名古屋駅へ。そこで今夜の宿泊を確保するために本屋へ直行。るるぶの名古屋編で名古屋市内の安いホテルを探して電話すると一発で宿泊 が取れました。そのままホテルへ直行しチェックイン。お昼もそこそこの我々は、晩御飯を求めて夜の町へ繰り出すことに・・・、名古屋といえばきしめんとい うことで、さっき買ったるるぶできしめんのおいしそうなお店を調べ、栄まで地下鉄で移動して深夜も営業しているという「まるみ亭」へ行きました。ここで天 ぷらきしめんを注文。これがめっぽううまくて、めんのお替わりをしたのですが、これが結構お腹に溜まって超満腹っ状態に・・・、ホテルに帰ってからのビー ルもほとんど飲めませんでした。それから、この日は何かのお祭りらしく、市内を流れる川に電飾の船が移動しておりました。とてもきれいでしたが、テーマが 今一つわかりませんでしたが、いい腹ごなしにはなったようです。明日は早いので、私は早々に寝ましたが、知人のみけさんは深夜までネット上にいたそうで す。(写真奥の女性が今回誘ってくださったみけさんで、男性は現地合流のささのさん)

s4-w250.jpg レース当日の日曜日、朝はうす曇りで雨も心配されましたが、かまわず鈴鹿サーキットへ向けて、計画どおり出発しました。 サーキットに到着した時も天気はどんよりしておりましたが、スタートが近ずくにつれ雲がなくなりやがて天気が好転し、レース開始の時にはすっかり晴天に なっておりました。ポールポジションはゼッケン33伊藤・宇川組でした。11時30分にスタートしたレースは、序盤はゼッケン33の伊藤・宇川組とその他 ホンダ勢がだんご状態でトップ争いをしており、カワサキは5位付近を2台で連携して走っているようでした。今回は人気の外国人選手が多数出場しているわけ でもなく、バリバリのワークスマシンがひしめきあっているわけでもないようなので、レースというよりはお祭りといった感じのサーキットの雰囲気となったい るように思われました。そんな中、K−Z1やハーレーデトマソなど話題性のあるマシンの走行が目に付きました。また、Vツイン勢の動きも見逃せません。モ リワキのVTRなどマシントラブルで惜しいことになりましたが、途中まで順調に周回を重ねあわや10位以内に入るのではないかと思ったほどです。レース中 盤から終盤にかけてはトラブルや転倒が続出しノントラブル・無転倒車はトップを争っているほんの十数台のようでした。気温も上昇し路面温度は40度を超え ていたようです。かくゆう私も裸同然の格好でサーキットを歩いていたので全身が日焼けでみるみる真っ赤になってしまいました。途中でみけさんにコパトーン を分けてもらったのですが、時既に遅かったようです。(写真は序盤レースを引っ張ったゼッケン100と33、共にホンダ勢。100はこの後不幸にもリタイヤを余儀なくされる・・・)

s3-w250.jpg s4-w250.jpg

(写真左上は順調に周回を重ねるカワサキ勢、右上はKZ−1,下は今回注目のハーレー)

s7-w250.jpg 転倒で思い出しましたが、レース中盤で南コース入り口付近でクラッシュした選手がいました。マシンは空中で一回転してシートが吹っ飛びタイヤバリアーの向 こう側までマシンが飛んでいくような派手な転倒でした。幸いライダーは驚くほど元気で(多分無傷)、すぐにマシンを起こしてマーシャルトと共にマシンを押 してパドックへ引き上げようとしましたが、シートがどこかへ飛んでいって見つかりません。スポンジバリアーやタイヤバリアーの中などを探しているようでし たがやはり見つかりませんでした。ライダー・マーシャル総出で探しましたが、やはりサーキットコースには見当たらなかったようです。私の記憶では吹っ飛ん だシートはネットを飛び越えてギャラリーフィールドまで飛んでいったような気がします。その場にいてこのクラッシュを見た別の人もそう言ってました。しか し、ギャラリーのいるシートが飛んでいったあたりには、あるはずのシートが見当たりません!!誰かが落下したシートのあたりに走っていったような気がする のですが、そこにいるギャラリーの方は誰もシートを持っている様子はありません。気を利かせて拾ってすぐにパドックまで届けてくれていたのならいいのです が、それを持って帰っているようなら悲しいですね・・・。野球のホームランボールではないのですから立派に窃盗罪が成立するのですから、そんなことはライ ダーとしてして欲しくないですが・・・。ちょっと、気になった一件でした。

s10-w250.jpg鈴 鹿の最終コーナーあたりでペットボトルの水やジユースを凍らせて売っているところがあります。今回現地合流したささのさんは、毎年そこで一本買って氷が溶 けたところからちびりちびりと飲んで8時間を耐えていたそうです。また、この日のお昼は、ヘアピンあたりにある売店で冷やしうどんを買って食べました。 コース上では1分1秒を争うレースが繰り広げられているのですが、この売店の中だけは時間の流れが違うようです。暑いのはわかりますが、もう少しなんとか してほしいなあ・・・。あと、鈴鹿サーキットではマクドナルドを食べましたが、ここは日本全国変わらないサービスが受けられるらしく、東京と(サーキット 外と)同じ対応をしてくれました。マックもこういう時は便利ですね!!サーキットの特性上ウイークエンドストアが大半のせいか売店のアルバイトの対応はか なり差があります。無愛想・遅いなどの店員にあたった時は、素直にあきらめましょう・・・。(写真は数分待って確保した冷やしうどんを食べる2人です)

s9-w250.jpg 日も暮れて終盤は、ほとんど順位も決定しており、ミスをしない限りはこのままゴールといった状態でみんな順調に周回を重ねていました。それでもシケインを ぬけた後のコントロールラインまでの緩やかな下り坂は、ぶっ飛びの速さで駆け抜けていきます。そして、あたりに夜の暗さが忍び寄るころ、ゴールへのカウン トダウンが始まります。3・2・1・・・・、そしてカウント0。最初にゴールに飛び込んだのはゼッケン33のホンダでした。いわゆるポールツーウインで す。その後、続々と各マシンがゴールしてきます。カワサキのZXRも上位でゴールしました。ウルトラマン桜井ホンダも2台共無事にゴールしたようです。 ハーレーやK−Z1もなんとか辿り着いたようです。モリワキVTRもゴールしました。資料が手もとのないので何台ゴールしてどれが上位か分かりませんが、 いずれ結果はモーターランド(東京12チャンネルの日曜日深夜11時半から)や各バイク雑誌でやるでしょう。 8時間、みなさんよくがんばりました。みんなゴールした後、一個所に集まってウイニングランを全車合同で行ったのですが、最後、私のいるシケイン前のギャ ラリーに来た時、数あるマシンの中から2台ほどギャラリーサイドへ寄ってきて停車するマシンがあります。どうしたのかな?ここに来て調子悪いのか な?・・・と思いきや、激しいホイールスピンを2台同時にやるではありませんか!!そのまま、1/2回転ほど廻ってギャラリーに手を振るとメインスタンド へ戻ってゆきました。それを見て、私の回りでは大喝采で、もうやんややんやの大騒ぎでした。マックスターンでギャラリーサービスをしてくれたのは、暗くて 識別が困難でしたが、ウルトラマン桜井ホンダのマシンのようでした。8時間走った後の、このサービスは本当に感動しました。(写真は日陰で涼を取るみけさんとささの氏)

s8-w250.jpg レース終了後、ヒーローインタビューを後ろに聞きながらコースを後に、ほとんど地元(でもバイクで2時間くらい)のささのさんと別れて途中の売り場でお土 産の赤福を買って鈴鹿サーキット稲生駅へ。サーキットから歩くこと約20分、ちょうどホームへ電車が入ってきたところでした。電車に乗り時間調整の為、待 つこと40分、最終の名古屋行きの快速が発車したのは21時11分でした。22時ぐらいに名古屋へ着き、ホテルで預かってくれた車を受け取り(1日850 円)一路東京をめざし市街を走ります。夕飯を食べるためファミレスを探しながら高速の入り口を目指すのですが、なかなか見つからずとうとう高速入り口へ。 高速に乗ってすぐに事故渋滞があり、渋滞との時間を調整するために夕食と給油を兼ねてサービスエリアへ。30分ほどで流れがではじめたので、食事を終えて こちらも再びスタート。だらだらとした渋滞をぬけたところで、猛烈に睡魔が襲ってきました。熱いさなかでのレース観戦は思いのほかダメージが大きいようで す。ここは大事を取って、1時間ほどパーキングエリアで仮眠を取りました(ひょっとするとそれ以上かも)。みけさん帰りが遅くなってごめんなさい・・・。 午前2時過ぎに再び走りはじめ、今度は道が比較的空いていたので、びゅんびゅん飛ばして日が昇る頃に、みけさんの家のある横浜に着きました。そこから、私 の自宅のある府中へ45分程で到着(同じルートで昼間は1時間50分かかった)。ドアを開けると眠そうなあつこさんが出迎えてくれて、私の鈴鹿は終了しま した。(写真は私とみけさん、下は第一コーナー前スタンドにてレース序盤戦を見る2人)

s6-w250.jpg

・・・みけさんささのさん、本当にお疲れ様でした。


エピローグ:ほとんど裸状態でレース観戦をしていた私は結構な日焼けで、帰りの車の中ではおでこや足や腕が 熱く火照っていました。みけさんからローションをもらってつけましたが、それでは足りず結局帰りの道でアロエジェルを買ってつけました。家に帰ってから も、あつこさんに手伝ってもらって背中や方にたっぷりアロエジェルを塗り一日を過ごしました。おかげで、翌日の出社には特に痛いところもなく快適に仕事が できました。やはり、日焼けにはアロエでしょう!!できれば純度90%以上が望ましいですね!!

After 5 Road

Written by Aki Nishimura
All Instruments by Aki Nishimura
copyright 1996 A.N. all rights reserved